ひとり暮らしの高齢者人口は急増していて、子供とは離れて暮らす別居老人世帯はこれからもさらに増え続けるといいます。
そんな中、仕事の都合で遠方で暮らす子供と、1人暮らしの親をつなぐ安否確認のシステムも、少しづつ増えてきました。
何かの時に直ぐに駆けつけられる距離に住んでいれば別ですが、遠距離だったり、仕事中は連絡ができない人も多いですよね。
『ifまもる』君は、一人暮らしの高齢者の安否を、自宅の居間に設置した人感センサーが人の動きを検知し、登録者に自動でメールするシステムです。
トイレドアの開閉や、ポットの使用頻度などと違うのは、人の動きがあるかどうかを感知して安否確認するので、異変を早期発見できるというところです。
犬やネコを飼っているとしても、ペットの動きとは識別できるようになっているので、大丈夫。
設置場所は、生活の中心とある場所にすると、異変があったときにわかりやすいです。
緊急事態に見守られる側がボタンを押す必要がないので、いつもどおりの暮らしの中で、安否確認ができ、そっと見守ることができます。
高齢者の自宅にはネット環境がないところも多いですよね。
『ifまもる』君はインターネット工事や配線工事をする必要がありません。
信号は、ソフトバンクまたはNTTドコモ携帯電話回線を使ってインターネットに接続し、登録者の携帯電話、パソコンへ送られるので、高齢者宅には「ifまもる」君を設置するだけでOK。
手軽なところも設置のハードルが下がります。
ただひとつネックは、緊急事態がわかっても、メールで連絡が行くだけで、駆けつけサービスがないところです。
緊急事態の場合は、誰がどのように駆けつけるのか、あらかじめ決めておくことも大事です。
・高齢者の安否確認サービスを選ぶ際のポイント
・リストバンド型の高齢者の安否確認・転倒検知システム
・高齢者安否見守り「まもるっく」