高齢者の見守りに宅配業者も動き出した
高齢者の見守りに宅配業者も動き出した
高齢者の見守りに、宅配業者のヤマト運輸も動きを見せています。
都市部ではなく、人口減少がすすむ地方での話しになりますが、地域の商店などと連携して注文品の配達を行う際に安否確認するというものです。
もっと平たく言うと、注文した商品をヤマト運輸が届けたときに、セールスドライバーが高齢者の様子を確認し、異変があれば関係行政機関に連絡するという感じですね。
ヤマト運輸は担当ドライバーが決まっているので、普段の様子がわかっている人も多く、特に地域に密着しているところでは連携がしやすいのだと思います。
北海道の幌加内町では、見守り対象となる65歳以上の世帯に商品カタログと情報端末が配布し、端末を使って商品を注文し、次の日の夕方にヤマトが届けるというサービスがあるという記事を見ました。
この話はそこで終わりではなく、その情報端末には人感センサーが内蔵されて、さりげない見守りも行っているというものです。
1人暮らしの高齢者が増えるにつれ、異常があったときの対応が問題になってくるので、こうした宅配業者と連携したきめ細かな見守りもいい取り組みだなと感じました。
一部の地域だけでなく、多くの自治体などでこのような見守りが行われていくようになるといいなと思います。
※高齢者の安否見守りについて詳しいサイト
・高齢者の安否見守りサービスを選ぶ際のポイント
・リストバンド型の高齢者の安否見守り・転倒検知システム
・高齢者見守り比較サイト